--.--.-- スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
嫁姑問題から実家に戻って行ったホストファミリーのAさんを訪ねてヤップの離島の一つであるUlithi(ユリシィ)諸島に行ってきました。

今ヤップではブレッドフルーツ(パンノミ)の季節です。
4月から9月くらいまでがブレッドフルーツの収穫時期だと言われています。

ブレッドフルーツとは木の実です。でんぷん質でイモのような味です。
ブレッドフルーツの名前の由来はパンのような味がするからでなく、パンのように主食として食べられているからだそうです。

ヤップでは基本的に煮て食べます。ココナッツミルクと一緒に煮るのが一般的です。
サツマイモを薄くしたような味で、食感はサトイモのように粘り気があります。

薄くスライスして油で揚げてチップスにして食べたりもします。この食べ方は完全におやつ感覚です。
 まる1
【ブレッドフルーツです。表面は凸凹していてます。】

ヤップ本島の主食はタロイモやヤムイモです。
タロパッチ(タロイモ水田)にはたくさんのタロイモが植えられています。
ブレッドフルーツの季節が終わってもタロイモを食べればいいわけで主食には困りません。


でも離島では事情が違います。
タロパッチがあるといっても小規模でとても年間の主食をまかなえる量ではないです。
主食をブレッドフルーツに依存しています。
そこでブレッドフルーツを保存する方法が考えられました。

ブレッドフルーツの保存食をマール[maar]と言い、土の中に埋めて長期保存をします。
私がモグモグ島に行ったときはちょうどマール作りで村中の女性は大忙しでした。

 まる2
【保存食マールを作るために集められたブレッドフルーツ】


≪ブレッドフルーツの保存食マール の作り方≫
①ブレッドフルーツの皮と芯を取る。
まな板など使わないでナイフ1本で処理していました。

まる9


まる10
【ブレッドフルーツの皮と芯を取っている様子】

②皮と芯を取ったブレッドフルーツを黒いビニール袋に入れて発酵させる。

③発酵させたブレッドフルーツを地面に掘った穴に入れる。

 まる3
【発酵させたブレッドフルーツを地面の穴に入れている様子】


④手で押してブレッドフルーツを潰し、ペースト状にする。
まる4
【ブレッドフルールを潰している様子】


⑤ビニールで包んで蓋をする。
まる5
【ビニールで蓋をしている様子】


⑥ビニールの蓋の上にバナナの葉をのせ、さらに石をのせる。
まる6
【バナナの葉をのせている様子】

まる7
【バナナの葉の上に石を載せている様子】


これでマールは完成です。
私はマールを食べたことがないのですが、ヤップ本島にはマールをつくる習慣がありません。
マールを食べるためにはもう一度離島に行くしかないですね。


 

Secret

TrackBackURL
→http://micronesia20110621.blog.fc2.com/tb.php/78-690c78fc
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。