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2013.02.27 ヤシの葉の活用法
伝統的な家屋の屋根はヤシの葉葺です。ヤップには公民館にあたる村の集会所や、男性のみ立ち寄りが許されているメンズハウスなど伝統的な建物がいくつかあります。

にっぱヤシ
<ヤップの伝統的な集会所です>

最近はコンクリートのものも見かけますが、ニッパヤシを葺いて屋根にします。

ニッパヤシ
<屋根を葺いている様子です>


ニッパヤシはヤシの木の幹の部分がなくていきなり葉から始まっているような見かけの木です。

ヤシ
<ニッパヤシです>


また、パンダナスの葉と同じようにヤシの葉でもカゴを作ります。


写真はヤップの男性が必ず持っているのがワイと呼ばれるカゴです。ワイは所有者の家と
同じと考えられているくらい大切なものです。
ワイは大きさでその人の年齢や地位を表しており、大きいほどすごいです。

yasi
<ヤップの男性用のカゴバックです>



ワイの他にもタロイモなどを入れるときに使っている簡単な作りのカゴがあります。ヤシの葉を編んでいき、最後に中心の芯の部分を二つに裂くとカゴができます。

ヤシ


ヤシ


ヤシ



ヤップの人のカバンの中に入って必ず入っているのがビートルナッツセットです。
私にとっての財布や携帯と同じくらい必要度の高いものです。

ヤップといえば石貨のイメージかもしれませんが、ビートルナッツですよ。
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2013.02.21 ヤップのパン屋さん
パンはヤップ語でフロアーと言います。小麦粉のフラワーとほぼ同じ発音です。

ヤップの人もパンは好きです。
かなり値段が高いですが、週に1度日曜日にパラオのパン屋さんからパンが輸入されてきて、コロニア市内のスーパーで売られます。
地元で大人気ですが、私にとっては高くて手が出ません。
だいたいヤップで売られているパンの2~3倍くらいします。

ヤップで作られたパンを売っているお店は何件かあります。
私のお気に入りはホテルの近くのお店で、ホテルに出されているパンを売っています。
ドーナツなどが1個50セントで買えます。


ヤップで売られているパンのラインナップを見ていると、ヤップの人の好みがよく分かります。
これでもかっていうほど、揚げパン系が多いです。
ドーナツやデニッシュを売っていますが、どちらも甘くて油っぽいです。
サンドイッチはありますが、いわゆる惣菜パンはないです。


パン
<ヤップのラグーン沿いにあるパン屋さん>

パン
<上の写真のショーウィンド-のアップです>



フランスパンとかプレーンな味のパンが懐かしいです。
最近は自分でパンを焼きます。

ステイ先のK君がピザが大好きなので、よく一緒にピザを焼きます。
K君はパンをこねる作業が大好きです。
帰国まであと少し。
毎週ピザを一緒に焼こう。もう食べたくないっていうくらい一緒にたくさんピザを食べよう。
ヤップの、特に離島では今だにカヌーで海を航海しています。
カヌーの作り方や航海術は人から人に受け継がれるものですが、現代化の波が押し寄せるヤップでは伝承が難しくなりつつあります。
そこでカヌー作りの公開教室がヤップ本島のコロニア市内にできました。

カヌー


木を上手にくりぬいたり、組み合わせたりしながらカヌーに仕上げていきます。

カヌーについての本を読む機会があり、昔は航海用のカヌーだけでなく戦闘用のカヌーもあったことがわかりました。
カヌーで戦闘をするってどういうことでしょう?
30人程度の大人数で、すごく早いスピードが出たそうです。


カヌーでの航海は栄養があって長期間保存できる食べ物が重宝します。
飲み水用のココナッツや、食糧としてのココナッツなどココナッツそのものも持っていくのですが、
レレスと呼ばれているココナッツシロップでできた保存食もその一つです。
これはココナッツからできた密で、ココナッツの中身の白い部分であるコプラを削り固めたものです。

飴なので固いですが甘くて、コプラがサクサクしていておいしいです。
海の上で甘いものが何もない状況で食べると絶品なんだろうなと思います。

カヌー

私は本物のココナッツシロップを食べたことがありません。
同じ学校のC先生は8年物のココナッツシロップを持っているそうですが、一から手作りするのは相当大変らしくお母さんが作ってくれたものを大切にとってあるそうです。

ぜひ味見がしてみたいです。
2013.02.20 ヤップのお店事情 ~地方の村~
ヤップには中心地に大きな?スーパーが1つあり、そこそこの規模のスーパーが4つあります。
中心地のコロニア市内から離れると、小さなカウンターだけがあるお店だけになり、自分でお店の中に入って商品を見ることはできないので店員さんに欲しいものを言って取ってもらい買います。スーパーよりも値段は高めです。

店


店


冷蔵庫のあるお店では飲み物を売っていますが、小さなお店になればなるほど缶詰と日用雑貨を少しだけ置いてある場合があります。

店


店


店



先日は出先で仲良くなった人たちと村にあるお店で飲み物を買ってたのしくおしゃべりしてきました。
ヤップでは女の人が人前でアルコールを飲むことはだらしないとされていて、私はステイ先では全くお酒は飲みません。
家族にはきっとばれているでしょうが、一応お酒はあまり飲めないことになっています・・・


休日の昼間からビールを飲む、こののんびりさが好きです

店
ヤップに来ると、ヤップの人たちが口を真っ赤にしながら何かを噛んでいる姿を高確率で見ると思います。
高確率というか、絶対に視界に一人はいるくらいの頻度です。

何を噛んでいるかというと、ビートルナッツと呼ばれる木の実です。
形はドングリにそっくりです。

ビートルナッツ

上の写真はビートルナッツの木からビートルナッツを取っている様子です。柄の先にナイフを取り付けて枝を切り取ります。


ビートルナッツ

上の写真は切り取られたビートルナッツの枝です。一つの枝にたくさんのビートルナッツがついています。


ビートルナッツ

ビートルナッツは熟すと赤くなります。赤くなると美味しくないので食べません。緑色のうちに食べます。


ビートルナッツは嗜好品で、アジアではビンロウと呼ばれている噛みタバコです。

ビートルナッツを噛むと、体が温かくなって体温が上がったり、ボーっとして気分が穏やかになったりします。リラックス効果が高い嗜好品だと思います。

ビートルナッツは木の実をそのまま噛むのではなく、ちょっと手を加えて噛みます。

<ビートルナッツのつくり方>
①半分に割る。

②ライムと呼ばれるサンゴ礁から作る石灰をかける。
ビートルナッツ
<ボトルに入っている白い粉がライムです>

③コショウの葉を巻く。
ビートルナッツ
<コショウの葉です。木によって味が違うらしいです。>

コショウの葉を好みの大きさにちぎってビートルナッツに巻きます。
ビートルナッツ
<私が観察している限りでは、1/4程度の大きさにちぎって巻くことが多いと思います>

④ビートルナッツを噛む。

このときにビートルナッツと石灰が反応して赤い汁がでます。
石灰なので飲みこむと体に害です。
ヤップ人は決して飲み込まず、上手にピューっと吐き出します。

だいたい家や職場にはビートルナッツの噛み汁を入れる缶を常備しています。

大人はココナッツやパンダナスでできたカゴにビートルナッツセット(ビートルナッツ、コショウの葉、ライム)を入れていつも持ち歩きます。
ヤップでは子どもも小さな頃からビートルナッツを噛みます。

私のステイ先のTちゃんも3歳のころからビートルナッツを始めました。

ビートルナッツ
<ビートルナッツで口を赤くするTちゃん>

なぜかK君(10歳)はビートルナッツが嫌いでまったく噛みません。
Tちゃんの写真を撮っていると、うらやましくなったK君は自ら口をあけて「写真をとって」とおねだりしていました。

ビートルナッツ
<ビートルナッツを噛む真似をして写真をとってもらったK君。口の中はノーマルな状態です>

ビートルナッツ
<ビートルナッツを噛んで口が赤くなった私の写真です>


ヤップ産のビートルナッツは質が良いことで有名です。
グアムにも輸出しているくらいです。
ヤップの人はどこに行くにもビートルナッツを持っていきます。
ビートルナッツ無しでは生きていけないのではないでしょうか。

私は自分からはビートルナッツを噛みません。
味が美味しくないからです。
でもヤップではビートルナッツをもらったり、一緒に噛んだりすることが大切なコミュニケーションなので勧められたら苦手ですが絶対に噛みます。

ヤップの「ビートルナッツ噛まない?」は、日本でいうところの「お茶しましょう」に似た感覚だと思います。

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